パリ8日目です。3月11日。この日、日本で大変な災害が起こるなんて、想像もしていなかった私。 この日は午前中にVと学校前で待ち合わせ。 まず1時間ほど先生の事務室みたいなところで研究に関する相談。いろいろアドバイスをもらう。内容はしっかり録音させてもらった。 その後、授業。前の日の授業の続き。同じクラスのメンバーたち。またVの熱い講義を聞いた。 そして、その後、本屋巡りをしようと思い、カルチェラタンに行く。ジベールジューヌに行って、Vに紹介された本のタイトルを見せて照会するも、ここにはないと言われ、2つの他の本屋を紹介される。 そのまま近いし、行こうと思ったが、どうも体調が悪い。フラフラする。疲れが出たんだろうか。吐き気もする。このままじゃヤバいと思い、一度帰ることにする。バスで最寄りバス停まで移動。 何となく、早いから、アパルトマンの向かいにある大きな教会に寄って見ることにした。目の前にあって毎日通り、毎日ここの鐘の音を聴いて過ごしているのに、一度も立ち寄っていない。 そういえば、私が到着する日ここの教会でフランスの有名女優アニー・ジラルドさんの葬儀を行っていたらしい。中は広くて、礼拝堂も美しい。 しかし、ここ、地震などになったら古いし、大変だよなあと思ったりする。もちろん、日本の震災を知る前のこと。虫が知らせたのだろうか。 まだ現地時間で15時くらいだっただろうか。部屋に戻ってメールでもチェックするか、とパソコンを立ち上げたら、夫がスカイプにつないでいる。あれ?と思ったら、大震災のニュースを知らされる。 え?確かに朝、仙台のほうで大地震があったらしいというニュースを見てから家を出た。でも。そんなに大事になっているの?嘘、何が起こっているの? にわかに信じられない。想像を超えるような惨状。嘘でしょう? 怖い。動揺する。しかし、夫はとりあえず大丈夫だから、という。彼は電車が通らないので会社に泊まることにしたからという。 家の状態はわからない。コジロウは大丈夫なんだろうか? 両親の無事は夫が確認してくれていた。義父母とは連絡がとれないらしい。 不安で一睡もできないまま、ひたすらニュースを見続けた。心配になって夜中だとわかっていたが、母の携帯に連絡。大丈夫だから心配するなと言われる。 |
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